動画編集のアルバイトで稼ぎたい!って思ったことはありませんか?
趣味で、動画編集をしていると楽しいし、それならついでに「これで稼げないかなぁ」って思いますよね?
そこで今回の記事では、動画編集のアルバイトについて調査しました。
✅ どんな動画編集の仕事があるのか?
✅ 仕事の探し方は?
✅ メリットやデメリットは?
✅ レベル別!おすすめのお仕事は?
VideoLab編集部でも、動画編集のアルバイトを募集します。なので、その時の雇う側の経験も含めた情報をお伝えできればと思います。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
動画編集の業務内容とは?在宅やアルバイトでもできる?
動画編集のアルバイトは、在宅でできる副業から、実際に企業に勤務するものまで、幅広いです。
①YouTube(ユーチューブ)の動画編集
②ブライダル(結婚式・披露宴)の動画編集
③企業PRの動画を作る
④企業でアルバイトする
それぞれについて、お話しします。
バイトの具体例①:YouTube動画編集
芸能人やビジネス系のYouTuber、大学生など、YouTuberの需要の増加に合わせて、案件も多く、比較的初心者でもゲットしやすい仕事です。
その反面、競争率が高く、報酬単価も低めです。
●最低限の編集スキルでもOK
●ネットで仕事を探しやすい
●ポータルサイトの募集案件が多い
●土日の空き時間でバイトができる
●スキルアップする機会を得られやすい
●良い仕事は競争率が高い
●実質的な時給単価が低い
●ポータルサイトに手数料を取られる
●時間がかかる仕事が多い
●時給単価が割りに合わない仕事が多い
初心者でも、仕事を探しやすいので、報酬は安いけど、数をこなすチャンスが多いことも事実。まず、副業として、自分の趣味と実益を兼ねて、スキルアップを目指したい人にオススメです。
バイトの具体例②:ブライダルの動画編集
ブライダル系のお仕事は、大きく分けて2つあります。
①結婚式から披露宴を一日、動画と写真を撮影。披露宴の最後に、1日をまとめたムービー編集もする ②事前に撮影された写真や動画を使って、披露宴や二次会でお披露目する動画を作る |
①のお仕事は、記念写真の撮影も兼ねています。
また、結婚式〜披露宴を動画でも撮影していて、その映像を、その場で編集して、披露宴の最後に流すのは『撮って出し』というお仕事もありますが、これは、相当難易度が高く、初心者向きではありません。
なので、オススメは、②の披露宴二次会の動画編集です。
●記念の動画を納品なので、やりがいがある
●専門の会社があり、熟練度の高い撮影や編集の技術に直接触れる機会がある
●良いものを作ると新郎新婦に感謝してもらえる
●友人に直接依頼することが多く、クラウドソーシングの募集が少ない
●一生に一度のイベントで、失敗が許さない
●時給換算すると割りに合わない…かも
お祝いごとなので、クオリティの高いものを作ったら、反響がダイレクトで、新郎新婦にも、めちゃくちゃ感謝してもらえます。
人の役に立ちたい人には、とってもやりがいのある仕事です。
冠婚葬祭の動画制作を専門にしている人や会社も多いので、もし関わる機会があれば、経験を積むにはうってつけのお仕事です。
バイトの具体例③:企業PRの動画を作る
企業や商品のPR動画映像を編集するお仕事です。
Premiere Proなどの実写の編集レベルはもちろん、After Effectsなどのアニメーション効果を加えるなど、総合的な動画編集スキルが必要です。
なので、お仕事指定は、上級者向け。でも高単価の仕事をゲットできるチャンスがあります。
●単価がよい
●継続的な仕事につながりやすい
●別の企業を紹介してもらえる可能性がある
●アニメーションなどの演出効果が不可欠。
●ポートフォリオのクオリティーが低いとNG
●編集レベルが高く、編集拘束時間が長くなる
①企業担当者に向けたポートフォリオ作り
②自分がどれだけ貢献できるか?アピール力を磨くこと
③オンラインミーティングに持ち込むこと(クラウドソーシングなら尚更)
企業系のお仕事をゲットするとき、クラウドソーシングなら、見本となるポートフォリオの出来次第です。
でも、相手も人の子!熱意をアピールして、オンラインミーティングに持ち込めば、それだけ勝率もアップします。
企業PR動画は、レベル的に、YouTubeの動画編集よりも、より高度なスキルが必要です。その分、単価も高くなるので、副業やアルバイトも含めて、在宅業務の最終的な目標としても良いです。
バイトの具体例④:企業でアルバイトする
こちらは、副業というよりも本当のリアルなアルバイトです。
なので、出勤しないといけないとか、時間的な制約が多くなるけど、その反面、リアルにプロに教われるチャンス!
YouTubeを見れば、なんでも学べる時代だけど、やっぱり直接、プロから教えてもらうのは、上達が早い。
●手取り足取り、細かいことを教えてもらえる
●企画〜撮影など、編集以外のスキルが身につく
●リアルな仕事なので、人脈のパイプが作れる
●出勤しないといけない
●9〜5時など出勤時間の制約がある
●人付き合いが苦手な人には苦痛かも
①学生なら未経験でも可能
②経験者ならポートフォリオが必要
③最後はスキルよりもコミュニケーション能力
Indeedなど、ネット系の人材募集に、動画編集の正社員やアルバイト 募集が、たくさん出ているので、気軽に応募してみましょう。
学生さんなら、未経験でもOKだけど、社会人経験がある人なら、やっぱり実績が大事。ポートフォリオは必須です。
あと、人材派遣会社の担当者が話してくれたけど、最後は熱意とコミュニケーション能力が大きなポイントです。
動画編集のアルバイトに向いてる人、向いてない人
動画編集のアルバイトに向いている人とそうでない人ってどういう人でしょうか?
動画編集のアルバイトが向いている人
動画編集の仕事が向いている人は、次のような人です。
✅ 在宅で働きたい人
✅ スキルを身につけたい人
✅ 副業で稼ぎたい人
✅ 長時間パソコンに向かって仕事ができる人
一応、向いている人という定義だけど、前向きに仕事をしたい!という人なら大丈夫!長い時間パソコンと格闘しないといけないので、それがクリアできれば問題なしです。
動画編集のアルバイトが向いていない人
逆に、動画編集の仕事が向いていない人は、こんな人です。
✅ 依頼者の意向を読めない人
✅ マニュアル通りの仕事しかできない人
✅ 自己主張が強すぎる人
✅ 黙々と取り組むのが苦手な人
一言でいえば、いわゆる『聞く耳を持たない人』ってことです。
動画編集の仕事には、ある程度の型があるけど、マニュアル通りに編集すればいいということはありません。
お仕事には、かならず発注者(クライアント)がいます。お金を出すのはクライアントなので、発注者の意向に沿わず、自己表現が強すぎると、ただの「わがまま」になってしまいます。
提案は大切だけど、自己主張が強すぎるとマイナスになるので、心当たりのある人は、注意しましょう!
動画編集アルバイトの求人の探し方は?
動画編集のアルバイト求人は、おおよそ4つのルートで探します。
動画編集のアルバイトの探し方
①求人サイト
②企業HP
③クラウドソーシング
④Twitte
①求人サイトで探す
1つ目は、タウンワークやIndeedなどの求人サイトを利用する方法です。
ポイントは、自分がどんな規模で働きたいか?によって、見るサイトを選択すること、です。その理由は、企業側にも、求人広告を出すため予算の都合があるから、です。
●タウンワーク
●マイナビバイト
●クリエイト
●Indeed
●フーズフー
●マッハバイト
✳️求人予算が多い大手企業は、掲載料が高めでも、大量の求人や急募の求人が集まりやすい。 ✳️小予算の小規模事業者には、成果報酬型のサイトの方が、掲載予算を捻出しやすいから。 |
ということです。
それ以外にも、報酬や勤務地、駅からの近さなど、自分が望む条件にマッチするかはもちろん、Indeedなどには、口コミ機能とかもあるので、しっかり利用しましょう!
②企業のホームページで探す
2つ目は、企業のホームぺージから直接応募をする方法です。
動画編集のアルバイト求人を出しているのは、映像会社だけではありません。ウェブ制作の会社や、ブライダル関連の会社でも募集しています。
最近では、一般の企業でもYouTube動画編集アルバイト を募集しています。
③クラウドソーシングで探す
3つ目はクラウドソーシングで仕事を探す方法です。
クラウドソーシング
クラウドソーシングでは、アルバイト感覚で仕事を見つけられます。ただ、取引としては、アルバイトというよりも業務委託になることが多いです。
企業ものの仕事を扱う場合に『秘密保持契約書』を結びます。その際、Adobe Acrobatなどを使ったAdobeサインなど、クラウド上の契約をすることも多いので、念のため、頭に入れておきましょう。
④Twitterで探す
4つ目はTwitterで仕事を探す方法です。
あまり知られていないけど、Twitterで「動画編集 募集」などの検索をかけると、仕事の募集が出てきます。
Twitterでお仕事を探す際は、仕事を募集している方がどのような方かが、アカウントを見れば、すぐにわかるます。
なので、安心して仕事を応募できます。
マイナーな方法ですが、かなり有効な方法です。ぜひ試してみてください。
動画編集バイトで収入を上げる方法は?
どうせ仕事をするなら、もらえる報酬は高い方がいい!ですよね。そこで動画編集バイトで、収入を上げる近道を3つご紹介します。
収入UPの方法①:編集スキルを磨く
簡単な話ですが、1番の近道は、動画編集のスキルを磨くこと、です。
●音楽(BGM)の挿入
●インサート(写真など)の挿入
●テロップ入れ
●インタビューなどの文字起こし
●基本スキルに加えて、動画を面白くできる演出力
基本的な動画作業のスキルは、とても大切なものです。でも、それでは『そこそこのクオリティの動画』にはなるけど、それ以上にはなりません。
動画編集で1番の肝は、その映像を「面白くできるかどうか?」の一点。それが実践できる人を企業側も安い単価で放ってはおきません。
なので、アルバイトで仕事をするにしても、少しでもたくさんの報酬をもらえるように、スキルを上げることを念頭に置いて仕事に取り組みましょう。
収入UPの方法②:ハイクオリティなポートフォリオの作成
動画編集者が仕事を獲っていく上で欠かせないのが、ポートフォリオの作成です。
ポートフォリオを制作することで、自分のスキルの証明と、依頼者からの信用を得られます。それが、最終的に案件獲得に繋がります。
自身のスキルが100%わかるクオリティの高いポートフォリオを作成することで、高単価な案件を獲得出来るかもしれません。
●実績数は絶対に必要
●実績数の目安は13個。それ以上は統計的に大差がない
●有名な会社の仕事は、インパクトがある
●自分以外が作ったものを入れてアピールしてしまう。
●あまりにも過去のもの
●独立後に、会社時代のものを入れてしまう(要許可)
アウトプットがうまい人ほど、チャンスが多く巡り、チャンスの多さが、実績につながります。それが、ポートフォリオを作る最大の理由です。
仕事に応募する前に、自身のスキルを証明するためのポートフォリオを作成しましょう。
収入UPの方法③:他のスキルを掛け合わせる
3つ目は、他のスキルを掛け合わせる方法です。
動画編集のスキルだけでなく、After EffectsやPhotoshopなどを掛け合わせて利用できる人は収入UPしやすいです。
また、クライアントに対して「○○した方が良いのではないでしょうか」など、ユーザー目線の提案を出来るというのも、ひとつのスキルです。
提案をもらうことは、雇用側も嬉しいので、そういった提案型の人の方が、継続案件を獲得できるし、高単価の案件をゲットするチャンスが多いです。
こんな人にアルバイトに来て欲しい。採用側の本音
最後に、採用側の本音として「どんな点をチェックしているのか?」をインタビューしました。答えるのは、動画制作会社『株式会社ワイラボ』の取締役・吉田さんです。
プロが見ると、少し見れば、どの程度のスキルかはすぐにわかります。。送ってもらったポートフォリオを見て、次の5項目を5点満点でみます。
●構成スキル
●グラフィックスキル
●フォント
●BGM
●SE
毎回、チーフディレクターがチェックします。最終的にギャラが折り合わずに、残念な結果になることはありますが、スキル的に外したことはほとんどないです。
動画編集のアルバイト・まとめ
動画編集が好きな方は、まず、YouTubeの動画編集を在宅で、副業することから始めましょう。
ステップアップの順番をまとめると、こんな感じです。
クラウドソーシングを使ってYouTubeの動画編集をする
▼
スキルアップを目指す
▼
実績をポートフォリオにまとめる
▼
企業PR系の仕事で高単価の案件につなげる
YouTubeの動画編集は最低限のスキルがあれば始められるので、まずはYouTubeの動画編集から始めてスキルを磨きましょう。
面白く見せる動画が作れることこそが、本当のスキル!
そこにフォーカスすることが、より高単価な仕事をゲットする1番の近道です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!