
見守りカメラは、家を不在にするときなど、なにか異変があったときに、知らせてくれる安心アイテム。


ただ、たくさんの製品が出回っているし、なかなか選びづらいですよね?
そこで、今回の記事は、
●見守りカメラを選ぶポイントが知りたい
●おすすめの見守りカメラが知りたい
という方に向けて書かれた記事です。
家族やペットはもちろん、離れて暮らす高齢のお父さんやお母さんを見守る『見守りカメラ』の選び方をご紹介します。
おすすめ見守りカメラ7選・一覧表
まずは、見守りカメラのおすすめ7選の一覧表です。
それぞれの製品については、記事の後半で詳しくお伝えします、そちらも参考にして下さい。
商品名 | 最安値 (全て税込) |
Amazonレビュー (2023.11.7現在) |
|
---|---|---|---|
❶TP-Link Wi-Fi
見守りカメラ |
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3,864個の評価 | |
![]() ❷Topcony WiFi |
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479個の評価 | |
![]() ❸+Style |
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411個の評価 | |
![]() ❹TP-Link |
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20,110個の評価 | |
![]() ❺パナソニック |
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1,300個の評価 | |
![]() ❻ACE |
表記なし | 0個の評価 | |
![]() ❼ebo SE |
|
96個の評価 |
見守りカメラを選ぶ8つのポイント

見守りカメラを選ぶ際のポイントには、以下の8つがあります。
①録画機能がある
②動体検知機能がある
③温度センサー付き
④インターネット不要か
⑤スマホから確認できるか
⑥音声通話機能で会話ができるか
⑦工事不要で簡単に設置できるか
⑧補助金や介護保険の対象か
です。一つずつ見ていきましょう。
①録画機能がある
見守りカメラを選ぶ際、録画機能の有無は非常に重要なポイント。
録画機能が付いていれば、状況を後から確認できるので、緊急の事態や事故が発生した際の原因究明や対応に役立ちます。
録画機能は
●連続録画=24時間無停止で映像を保存する機能
●モーション録画=動きを感知した際のみ録画を開始する機能
があると便利。
録画機能を持つ見守りカメラは、保存方法や期間、容量を考慮して、製品を選択します。
●内臓SDカード
●外部ハードディスク
●クラウドサービス
●製品や設定で異なる
●高解像度では、大容量のストレージが必要
②動体検知機能がある
見守りカメラには、動体検知機能を備えたものが多くあります。
動体検知機能=カメラの前で動きがあると自動的に録画を開始する機能
動体検知機能のメリットは
●高齢者が転倒した
●部屋で異常な動き
に反応。家族やケアマネージャーに通知します。
●不要な時間帯の録画を避け、ストレージの節約や電力消費の削減にも繋がります。
●玄関や窓付近など、特定エリアを監視する機能。特定の場所を重点的に監視したい場合に便利です。
これらは、小さな動きでも検知したり、逆に、大きな動きだけを検知したりする『感度調整』も可能です。
動体検知機能を持つ見守りカメラを選ぶ際は、上記のポイントを考慮してください。
③温度センサー付き
見守りカメラには、温度センサー付きのカメラもあります。
温度センサー付きカメラは
部屋の温度を常時監視。異常な温度変動があったときに通知
してくれる機能です。
この機能のメリットは
●夏場の高温、冬場の低温は、高齢者には大きなリスク。
温度センサーは、これらを早期に検知して、適切な対応を促してくれます。
●エアコンの故障などを早期検知してくれます。特に一人暮らしの高齢者は、故障に気づきにくいので、センサーの存在は大きな安心感になります。
●異常な温度を検知すると、スマートフォンやPCに通知が届くので、家族やケアマネージャーに、迅速に対応してもらうことが可能です。
このように、温度というポイントで監視することで、高齢者のやさしい居住環境を作る手助けになります。
④インターネット接続不要か
インターネット接続を活用して、リモートで映像を確認できます。


インターネット接続が不要なカメラの特徴は
●内部ストレージやSDカードに映像を直接保存するので、映像の確認はカメラで行う必要がある。ネットの不具合と無縁。
●インターネット接続に依存しないため、通信障害の影響を受けにくく、安定して映像を録画・保存することができます。
●Wi-Fi設定やアカウント作成などの手間が不要。なので、電源を入れるだけで即座に使用開始できる製品が多い。
です。
また、インターネット接続しないため、データ流出のリスクが低く、プライバシーをより確保できるという特徴があります。
⑤スマホから確認できるか
スマートフォンと連携して、遠隔地から、離れて暮らす高齢者の両親の様子を確認できます。
家族にはもちろん、福祉事業の中心であるケアマネージャーとも連携できるので安心
●スマホアプリを通じて、リアルタイムでの映像確認が可能。高齢者の現在の様子や緊急時の状況を把握できます。
●スマホアプリを使用して、過去の映像を保存したり、再生したり、カメラと離れた場所で、さまざまな操作が可能です。
●家の複数の場所にカメラを設置した場合も、一つのスマホアプリがあれば、すべてのカメラ映像が確認できます。
動体検知や温度変動などの機能と合わせて、スマホに通知が届く機能を搭載したカメラもあります。
⑥音声通話機能で会話ができるか
見守りカメラは、映像だけでなく音声通話機能を持つ製品もあります。
音声通話機能=「会話ができる」。離れて暮らす家族とコミュニケーションできるツール。
会話機能があることで、こんなメリットがあります。
●カメラを通じて異常を検知したら、すぐに音声で確認できます。これにより、迅速な対応や安心感を提供することが可能。
●遠方に住む家族ともカメラを通してコミュニケーションが可能。孤立感の軽減や生活の質の向上が期待できる。
●一部カメラは、スマホからカメラに話しかけることができる通話機能があります。カメラを通じて会話をすることも可能。
見守りカメラの音声通話機能には、ノイズキャンセル機能や高音質マイクを搭載している製品もあり、クリアな音質で通話ができます。
⑦工事不要で簡単に設置できるか
見守りカメラを設置に、大掛かりな工事や複雑な設定が必要な製品は避けたいです。
そこで、次のようなタイプが便利。
●電源を接続し、スイッチを入れるだけで動作するカメラ。壁や天井への取り付けが不要。
●Wi-Fiでスマホやタブレットと接続するカメラ。ケーブル不要で自由に場所を選べるのがメリット。
●磁石や粘着テープで吸着するタイプ。取り付けと取り外しが容易。何度も利用できるのがメリット。
工事不要のタイプは、とくに賃貸物件で使いやすく、専用アプリで設定も簡単なものを選ぶと良いでしょう。
⑧補助金や介護保険の対象か
見守りカメラの設置には、自治体や介護保険での補助が受けられる場合も少なくありません。
補助金の対象=高齢者向けの福祉用具導入を支援する補助金として、見守りカメラも補助対象になる場合がある。
たとえば、
「ラムロックアイズみまもりCUBE」は、介護保険の対象となる一例。公式サイトで、介護保険の適用方法や手続きに関する詳細情報を提供しています。
補助金や介護保険を利用して購入やレンタルを検討する際は、公式サイトでの情報確認が推奨されます。
●介護保険法に基づくサービスとして、見守りカメラのレンタルや購入が認められている場合もあります。ただし、介護保険の適用を受けるための条件や手続きが必要。
●補助金や介護保険の対象製品は、自治体や保険事務所に、適用条件の詳細を確認。補助金上限や自己負担額、適用範囲を把握してスムーズな手続きができる。
●一度補助金や介護保険の対象となった製品でも、更新時に条件が変更される場合がある。定期的な情報確認と、必要に応じた手続き更新が求められる場合もある。
見守りカメラ おすすめ7選

高齢者向け見守りカメラのおすすめ7選をご紹介します。
❶TP-Link Wi-Fi 見守りカメラ
❷Topcony WiFi 1080P PTZ
❸+Style ホームカメラ
❹TP-Link ネットワークWi-Fiカメラ
❺パナソニック ネットワークカメラ KX-HRC100-K
❻ACE SECURITY SYSTEM ACE-CY20
❼ebo SE スマートペットロボット 見守りカメラ
一つずつご紹介します。
❶TP-Link Wi-Fi 見守りカメラ【安い】

TP-LinkのTC70 Wi-Fiカメラは、高齢者の見守りにも適したネットワークカメラです。
1080pの高解像度で鮮明な映像を提供し、最大128GBのMicro SDカードに対応しています(別売)。
スマートフォンからの音声会話も可能で、Amazon Alexaとの連携も認証されています。
●360°の広範囲をカバーするパン・チルト機能
●動きや音を検知してスマートフォンアプリに通知する機能
を備えています。
ユーザーレビューでは、
○画像は非常に綺麗
○プライバシーモードを利用して画像を消すことができる点が評価できる
×音が小さい
という意見がありました。が、留守時の見守りには非常に適しているとのことです。
この製品は、特にコストパフォーマンスを重視する方におすすめできる選択肢です。
❷Topcony WiFi 1080P PTZ【安い】

TopconyのWi-Fi 1080P PTZは、Alexaとの互換性をもった見守りカメラ。
1080Pの解像度で鮮明な映像を提供してくれます。
撮影範囲も355°のパン(横方向)と、110°のチルト(縦方向)機能で、360°広い範囲をカバーします。
●360°の広範囲をカバーするパン・チルト機能
●スマートフォンやiPhone/Androidデバイスでの遠隔操作が可能
●24時間録画
●赤外線ナイトビジョン
●双方向会話
●動きや音を検知するとスマートフォンアプリに通知
などの機能を持っています。
最大512GBのSDカード(別売)をサポートしており、古いファイルは自動的に上書きされるため、記録容量を気にする必要がありません。
ユーザーレビューでは、
○設置がしやすい
○画質が良い
×SDカードの挿入が難しい
×音が小さい
という意見がありますが、こちらも留守時の見守りには、適していると評価されています。
このカメラは、3,000円台とお手頃価格で、必要機能は十分。
とくに、高齢者の見守りにコストパフォーマンスの高い選択肢と言えるでしょう。
❸+Style ホームカメラ【日本製】

+Styleのホームカメラは、高解像度1080pで、鮮明な映像を提供してくれる見守りカメラ。
撮影範囲もパン・チルト機能で、360°の広範囲をカバーする日本製の見守りカメラです。
Amazon AlexaやGoogle Assistantとの連携も可能です。
●360°の広範囲をカバーするパン・チルト機能
●プライバシー保護のためのスリープモード搭載
●不要な時はカメラをオフにしてプライバシーを守る
●動きや音を検知してスマートフォンアプリに通知する機能
●スマートフォンやiPhone/Androidデバイスでの遠隔操作が可能
などの機能を持っています。
ユーザーレビューでは、
○画像が鮮明
○プライバシーモードの利便性よい
×音が小さい
という意見がありました。
こちらの製品は、特にコストパフォーマンスを重視するユーザーに推奨される製品です。
❹TP-Link ネットワークWi-Fiカメラ【Wi-Fi不要】

TP-LinkのTapo C200は、室内用の見守りカメラ。
1080pフルHDネットワークWi-Fiカメラです。、高齢者の見守りに適しています。
3年間の保証が付いており、最大128GBのMicro SDカードに対応しています(別売)。
●夜間撮影
●相互音声通話
●動体検知によるスマートフォンへの通知機能
●ドーム型のデザインで360°の広範囲をカバー
ユーザーレビューでは、
○画質が鮮明
○プライバシーモードの利便性が良い
×音量が小さい
という意見がありました。
留守時の見守りに特に適しており、コストパフォーマンスに優れた製品です。
❺パナソニック ネットワークカメラ KX-HRC100-K【Wi-Fi不要/日本製】

パナソニックの「スマ@ホーム KX-HRC100-K ネットワークカメラ」。
Wi-Fi接続による屋内HDカメラです。
壁掛け可能な設計で、2ウェイオーディオ機能が特徴です。
アレクサ認証済みの製品でもあります。
●1080pのビデオ解像度で鮮明な映像を提供
●広角レンズ搭載
●スマートフォンとの互換性
●Wi-Fiを通じた無線通信技術
という機能をもっています。
ユーザーレビューでは、
○画質が良い
○価格の高い他のメーカー製品と比較して、安定性が高い
×作動の反応が遅い
という、良い方と芳しくない両面の意見がありました。
日本製という信頼性と手頃な価格は、高齢者の見守りに適している製品です。
❻ACE SECURITY SYSTEM ACE-CY20【画面付き】

ACE SECURITY SYSTEMは、室内監視用として設計されたWi-Fi対応の2メガピクセルカメラです。
室内使用に適した、夜間視力や双方向オーディオなどの特徴を持っています。
購入から4年間のリモートアクセス操作の保証が付いています。
●横方向350°と縦方向60°の撮影可能
●MicroSDカードに録画可能
●2.8インチのHDモニター付属
●内蔵デュアルマイクとスピーカーでの双方向会話
●動きを検知して撮影する自動追跡機能
●スマートフォンアプリ「Im Cam」でのリモートアクセスが可能
という機能をもっています。
室内用としては、十分な機能をもった見守りカメラです。
❼ebo SE イーボ スマートペットロボット 見守りカメラ【ペットロボット型】

ebo SEは、ペットロボット型は、家族の安全を24時間見守ることができる見守りカメラ。
見守りカメラへの抵抗感を軽減するデザインが特徴です。
遠隔操作で家の中を自由に動かせるため、高齢者の日常生活をより身近に感じることができます。
また、段差にも強く、つまずきにくい設計がされているため、安心して使用できます。
●リモートコントロールで、写真や動画を撮影
●遠隔会話機能
●横方向350°と縦方向60°の撮影可能
です。
ユーザーレビューでは、
○画質が良い
○操作性が良い
○可愛い
という、声が見受けられました。
製品のサイズは8.9 x 9.4 x 9.5 cmで、重量は280g。
パッケージには、ebo SE本体、充電ステーション、ACアダプター、16GB SDカード、リセットピン、日本語取扱説明書が含まれます。
見守りカメラを選ぶ8つのポイント・まとめ

見守りカメラは、大切な家族の安全を守り、日々の生活を支えるための強力なサポートツールです。
とくに高齢化が進む日本では、離れて暮らす両親との架け橋になるアイテムとして、さらに普及が進むと考えられます。
まとめると
①録画機能がある
②動体検知機能がある
③温度センサー付き
④インターネット不要か
⑤スマホから確認できるか
⑥音声通話機能で会話ができるか
⑦工事不要で簡単に設置できるか
⑧補助金や介護保険の対象か
❶TP-Link Wi-Fi 見守りカメラ
❷Topcony WiFi 1080P PTZ
❸+Style ホームカメラ
❹TP-Link ネットワークWi-Fiカメラ
❺パナソニック ネットワークカメラ KX-HRC100-K
❻ACE SECURITY SYSTEM ACE-CY20
❼ebo SE スマートペットロボット 見守りカメラ
でした。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!