After Effectsの値段はいくら?
After Effectsは、Premiere Proと並ぶ動画編集ソフト。Premiere Proと一緒に使えば、動画の表現の幅が一気に広がります。なので、動画クリエイターなら、ぜひ欲しいソフトです。
でも、魅了いっぱいのアフターにも、唯一欠点が…。それは値段が高いこと(苦笑)。
そこで、今回の記事では、After Effectsについて
- After Effectsの値段は?
- どうやったら、安く買える?
- 一番お得な買い方は?
- サブスクじゃない買い切り版はあるの?
について調査しました。
After Effectsは欲しいけど、予算がない…とちょっと諦めている人にもチャンス!また、すでに契約している人にも、知ってて欲しい更新時のお得な裏技があります。
ぜひ、最後までご覧ください。
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After Effectsの値段は?料金について
まず、大前提で、Adobeの料金は、ほぼサブスクリプションです。そのなかに、たくさんのソフトとプランが用意されています。After Effectsも同様です。
この章では、公式やプランの違い。そして学生・教職員向けの割引プランについて詳しく解説します。
(1)After Effectsの値段(Adobe公式)。
(2)月額プランと年額プランの違い。
(3)学生・教職員向けプランの割引率。
(1)After Effectsの値段(Adobe公式)
まず最初に、After Effectsを単体購入の値段をまとめてみました。
契約プラン(全て税込) | 月額 | 年額換算(×12) |
---|---|---|
1ヶ月ごと更新 | 4,980円 | 59,760円 |
年間契約/月払い | 3,280円 | 39,360円 |
年間契約/一括払い | 34,680円 |
After Effectsの値段は、公式サイトでは、3,280円/月〜です。
また、After Effectsの購入は、単体プランか?または、コンプリートプランのいずれかを選ぶ必要があります。コンプリートプランの詳細は、記事の後半でお伝えします。
(2)After Effectsの値段|月額と年額
前章でお伝えした通り、Adobeには、月額プランと年額プランの2種類があります。利用目的によって最適な選択肢が変わります。
プラン | 概要 |
---|---|
月額プラン | 短期間だけ利用したい場合に利用。 例えば、プロジェクト単位で契約し、必要なくなった時点で解約が可能です。 |
年額プラン | 1年を通して利用するユーザー向け。 月額換算で割安になるため、長期的に使用する場合にコスパが高いです。 |
契約時に「年額一括払い」か「月額払い(年契約)」かを正しく選びましょう。
(3)After Effectsの値段|学生・教職員向けプラン
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また、Adobeには、学生や教職員を対象にした特別割引プランもあります。このプランは、コンプリートプランのみです。が、通常価格より大幅に割安です。
月額:2,180円(税込)
年間契約の総額:26,162円(税込)
なんと、通常のコンプリートプラン(月額7,780円)からは、約70%割引です。
この割引プランの対象は、Adobe認定の教育機関への在籍者のみです。
After Effectsの値段|買い切り可能?販売形態の解説

かつて、After Effectsにも、買い切り版が存在していました。しかし、現在はサブスクリプション形式に完全移行しています。
この章では、買い切り版が廃止された理由。中古版購入のリスク、そして現在の販売形態について詳しく解説します。
①買い切り版(CSバージョン)の販売は終了。
②中古販売は危険。
③After Effectsは定額制のみ。
①買い切り版(CSバージョン)の販売は終了
以前、Adobeには「Creative Suite(CS)」シリーズがありました。そこには、After Effectsの買い切り版も存在しました。
しかし、2013年にAdobeは買い切り型のライセンスを終了。現在のサブスクリプション型「Creative Cloud」に移行しました。
なぜ買い切り版が廃止されたのか?その理由は下記だと推測されます。
- 買い切り版では、購入後にバージョンアップが発生するたびに新しいソフトを買い直す必要があった。
- ユーザーにとってコストが高くなりがちだった。
- そのため、サブスクモデルに変更した。
- ユーザーは常に最新機能を利用できるようになり、利便性の向上につながった。
残念ながら、現在、After Effectsの買い切り版を購入する方法はありません。これを理解した上で、現行のサブスクリプション形式を検討しましょう。
②中古販売は危険
また、Amazonなどのネット上には、まれに古いCS版が販売されている時があります。
最新版のAdobe Creative Cloudは、定額制で高い。そのため、ついつい「買い切り版が欲しい」という気持ちになります。
でも、結論を言うと、絶対に古いCS版を買うのはやめた方が良いです!
その理由は、下記7つです。
- Adobe社が中古販売を認めていない。
- ライセンス違反の可能性がある
- 古い製品なので、今のパソコンだと動かない可能性が高い。
- すでにサポートの対象外
- バージョンアップされていないので、使えない機能が多い
- もしかしたら海賊版の可能性もある
- ウイルスやマルウェアのリスク
繰り返しますが、中古販売や旧バージョンの購入はオススメしません。
③After Effectsは定額制のみ
After Effectsの購入は、現在、定額制のみ。ただ、料金は高いけど、その分、サブスクリプションには、メリットもあります。
- 常に最新の機能が使える
- 以前のバージョンが良ければ、古いバージョンも使える
- ずっとサポートされる
- 家とオフィス、マックとWindowsなど、1ライセンスで2台までインストールできる
- 単体プランやコンプリートプランを選択できる
- 月額と年額のプランを選べる
買い切り版は、結論としてNG。中古のCS版には、手を出さないようにしましょう。
また、それは、After Effectsに限りません。さらに、Adobe製品は、最新版以外に選択肢はない。と思った方が間違いありません。
After Effectsの値段|お得に購入する方法
After Effectsは、クリエイターにとって強力なツールです。が、その分価格が高いと感じる人も多いでしょう。しかし、割引や裏技を活用することで、コストを抑えることが可能です。
この章では、After Effectsをできるだけ安く購入する方法を紹介します。
❶Adobe公式サイトの割引セール
❷コンプリートプランを最安値で買う方法(裏技?)
❸Adobeスクールパートナープランを利用する
❶Adobe公式サイトの割引セール
Adobe公式サイトでは、不定期にセールが開催されます。特に注目すべきタイミングは以下の通りです。
セール期間中に契約すると、通常料金よりも大幅にコストを削減できます。例えば、年間契約なら、数万円以上の節約も可能です。
過去セール例 | 特徴 |
---|---|
ブラックフライデー(11月末) | 年間で最も割引率が高い時期です。過去にはCreative Cloudコンプリートプランが40%オフになった例もあります。 |
Adobe MAX開催期間(秋頃) | 新製品発表と合わせて、特別な割引キャンペーンが実施されることがあります。 |
新学期シーズン(春・秋) | 学生や教職員向けのセールが行われる場合があります。 |
❷Adobeスクールパートナープランを利用する
Adobeには『学生・教職員版』というプランがあります。Adobeソフトを安く購入できるプランです。が、基本的に教育目的です。そのため、一般の社会人は、この方法での購入はできません。
一方で、Adobeは、自社製品を教材やトレーニングで使うことを許可しています。それが、スクールパートナー制度です。(アカデミック版と呼ぶ場合もあります)。これを扱ったオンラインスクールが日本に3校あります。
このスクールに入ると、社会人は使えないはずの『学生・教職員版』を利用できます。コンプリートプランに限定されてしまいますが、割引料はダントツです。
- デジハリマスターAdobeマスター講座
- アドバンスクール
- ヒューマンアカデミーたのまな
❸解約時の”引き止め”を活用する裏技
これは、一度、After EffectsなどのAdobe製品を購入した人限定の技です。
じつは、契約を解約しようとするとき、引き止め策が講じられるのです。そのさい割引オファーが提示される場合があります。これを利用すると、正規料金より安く契約を延長できます。
下記、コンプリートプランを解約しようとした際の例です。
手順❶ | 手順❷ | 手順❸ | 手順❹ |
---|---|---|---|
Adobeアカウントの「プラン管理」でコンプリートプランを解約。解約理由として「価格が高すぎる」にチェックを入れる「続行」→ | 「解約の確認」を選択。→ | 「解約するとアプリの機能が利用できなくなる」というメッセージが出る。「続行」をクリックする→ | 最終確認画面に進み、「解約する前に、もう一度ご検討ください」とメッセージが出て、下に割引プランが表示される→ |
そのときは「2カ月無料」と「初年度月額2,980円」。どちらかを選べる画面になりました。(現在は金額も違います)
でもここからが本番です。
さきに「月額2,980円」を選びます。その後、はじめから同じ手順で「2カ月無料」を選択することができます。つまり「2カ月無料」と「初年度月額2,980円」を、両方適用できる。という裏技です。
After Effectsの値段|料金に見合う価値はある?

After Effectsの値段は、月額3,280円。が、その一方で、「高い」と感じる人も多いでしょう。はたして、その価格に見合う価値があるソフトなのか?
この章では、After Effectsの主要機能、他ソフトとの違い。そして、After Effectsの値段に対する価値を解説します。
<1>主要機能とできること
After Effectsは、他のソフトでは実現できない機能があります。映像編集での、高度なエフェクトやアニメーション作成です。
例えば、After Effectsは、以下のような作業が可能です。
- モーショングラフィックスの作成
広告やYouTube動画などで使われるアニメーションロゴやタイトルデザインを自由に制作できます。 - ビジュアルエフェクト(VFX)の追加
映画やCMで見られる爆発、雨、煙などの特殊効果をリアルに再現できます。 - トラッキングや合成
動画内のオブジェクトを追尾し、現実世界の映像にCGを合成することが可能です。
これらの機能は、映画業界や広告業界など、プロの現場で広く活用されています。高度な映像表現が豊富で、他のソフトでは代替が難しい面があります。
これがAfter Effectsが多くのプロフェッショナルに選ばれる理由です。
<2>Premiere Proとの違い
After Effectsと比較されるソフトに、Premiere Proがあります。どちらも映像編集ソフトです。が、得意分野が異なります。
ソフト | 特徴 |
---|---|
Premiere Pro | 動画のカット編集や音声の調整、カラーグレーディングに特化しています。動画の全体的な流れを構成するためのツールです。 |
After Effects | After Effectsはモーショングラフィックスや特殊効果を追加するためのソフトです。細部のアニメーションやビジュアルエフェクトを作成するのに適しています。 |
Premiere ProとAfter Effectsを連携すると、編集作業が強力になります。
例えば、まずは、Premiere Proで動画全体の編集を行います。そして、After Effectsでは、特定シーンにエフェクトを追加する。といった使い方ができます。両ソフトの得意分野が組み合わさって、クオリティの高い映像制作ができます。
もちろん、After Effectsは単独でも優れています。が、Premiere Proと併用することでその価値がさらに高まります。
<3>サブスクでも購入する価値はあるのか?
After Effectsの値段は、3,280円〜。定額制のサブスクのみです。これを、Adobe税とも揶揄する人もいます。実際に「毎月の費用がキビシイ」と感じる人も多いでしょう。
しかし、以下の理由から、サブスク利用には、それなりに価値もあります。
- 常に最新の機能を利用可能
サブスク形式は、ソフトウェアが常に最新バージョンにアップデートされる。そのため、ユーザーは新しい機能やバグ修正を継続的に受け取ることができる。 - 豊富なテンプレートや素材が使える
Adobe Stockなどの素材ライブラリや、After Effects用のプラグインが豊富に提供される。そのため、制作スピードの向上につながる。 - プロフェッショナルの現場での信頼性
After Effectsは、プロの現場で業界標準。使いこなせれば映像制作の幅が広がる。履歴書にAfter Effects歴○○年と記載ができる。
After Effectsの代替ソフト・おすすめは?
After Effectsは業界標準の映像編集ソフトです。が、やはり予算あってのもの。After Effectsの値段を考えると、代替ソフトを選ぶのも仕方ない面もあるでしょう。
この章では、After Effectsの代替ソフトを5つ選んでみました。
①DaVinci Resolve
②AviUtl
③HitFilm
④Blender
⑤Apple Motion
それぞれの特徴を一つずつ解説します。
① DaVinci Resolve
まずは、DaVinci Resolveです。(読み:ダヴィンチリゾルブ)。
こちらは、本格派の動画編集ソフトです。実写の動画編集、カラーグレーディング、VFXを1つのソフトでカバーします。
しかも、無料版でも多くの機能が利用できます。そのため、プロの仕上がりを気軽に目指せるのもメリット。また、有料版でも、After Effectsの値段よりは安い!なので、参入ハードルは、低いです。
おすすめポイント | デメリット | 値段 | レベル | |
---|---|---|---|---|
無料版/有料版 | ●ハリウッドでも使われるハイエンド機能を ●VFX、アニメーションも、これ1本で対応できる | ●機能が豊富である反面、動画編集に慣れたプロでもすべてを使いこなすのが難しい。上級者向けソフト | 無料版 有料版=39,490円 | 上級者 |
ブラックマジックデザイン開発。映画のスタジオが並ぶハリウッドの映像プロダクションで、使用率が高い動画編集ソフト。唯一の難点は、高機能過ぎること。Premiere ProにAfter Effectsを加えた機能をもっている。逆に複数のソフトを習得する必要がないので、使いこなすことができたら、無敵の動画編集ソフト。 |
② AviUtl
つぎに、ご紹介するAviUtlは、日本産の無料動画編集ソフトです。日本人の『KENくん』が開発者です。
無料なのに、モーショングラフィックスやエフェクトのプラグインも多く、拡張性が高いです。
おすすめポイント | デメリット | 値段 | レベル | |
---|---|---|---|---|
無料版 | ①完全無料 ②プラグインやスクリプトで拡張性が高い。 ③軽量で動作が速い。 | ❶初期設定やプラグインの導入が手間 ❷初心者の敷居が高い ❸Windows限定。 ❹After Effectsと比べて複雑なエフェクト制作に向かない。 | 無料 | 初心者~中級者 |
『KENくん』という個人が開発した動画編集ソフト。だが、高機能かつ初心者でも使いやすい動画編集フリーソフトとして定評がある。唯一の難点は、最大限使いこなすために、プラグインを多く追加する必要があること。しかし、高機能でありながら、完全無料は魅力。カット編集、テロップ、シーンを繋ぐトランジションなど一通りの機能がある。くわえて、3Dエフェクトまで作れる高機能ソフト。 |
③ HitFilm Express
HitFilm Expressってあんまり聞き馴染みがないかも、です。が、じつは趣味で楽しみたい人から、本格派まで楽しめる動画編集ソフトです。
そして、有料版でも、After Effectsの値段に比べると安価です。
おすすめポイント | デメリット | 値段 | レベル | |
---|---|---|---|---|
無料版/有料版 | ①使いやすい ②機能性トップクラス ③無料版にもVFXの機能が搭載されている | ●日本語版に対応していない。英語が得意な人におすすめ | ※Express=無料 ※HitFilm Pro=月額約1,800円~、または一括購入(約34,000円~) | 初心者~中級者 |
Adobe製品の動画編集ソフト『Premiere Pro』に匹敵する本格派の動画編集機能。ただし、無料版(express)と有料版があって、すべて無料ではない。高い基本機能を活かすためにある程度のパソコンスペックが必要になる。VFX制作に基本的な機能をもちプロ級な動画編集機能を提供している。 |
④ Blender
Blenderは、動画編集ソフトではありません。が、3DDGソフトとして視覚効果のエフェクトに使うソフトです。そのため、動画編集では、別途、Premiere Proなどのソフトが必要です。
おすすめポイント | デメリット | 値段 | レベル | |
---|---|---|---|---|
無料版 | ①3DCG作成ができる ②無料なのに高性能 ③日本語で使用可能 | ●機能的に高度で初心者にはハードルが高め ●カット編集ができない | ●完全無料 | 上級者 |
今回は、2Dモーショングラフィックスのソフトとしての紹介だけど、本来、Blenderは、3DCGが作れるソフト。なので、その習得には、相当な時間と労力がかかるけど、その分、使いこなせる人の数は少ないので、お仕事の受注には困らない。3DCGアニメーションの制作に必要なすべての機能をもっているソフトです。 |
⑤ Apple Motion
Apple Motionは、Apple社制です。同社のFinal Cut Proと連携すると、より本領を発揮するモーショングラフィックス制作ソフトです。Apple製品に最適化されており、Macユーザーにとって使いやすいソフトです。
おすすめポイント | デメリット | 値段 | レベル | |
---|---|---|---|---|
有料版 | ①買い切りで使える ②直感的なUI設計 ③Final Cut Proとの連携がスムーズ | ●MacOS限定 ●Apple製品の環境が必要になるため、導入コストがやや高い | 8,000円 | 初心者〜中級者 |
Apple Motionは、価格も安く、動作も軽快。なので、ちょっとしたモーショングラフィックスを作りたいときには完璧。ただ、After Effectsのような細かい調整や、ゴリゴリのVFX向きではありません。「とりあえず簡単に使えるものが欲しい!」という人にはぴったりですが、本格的な映像制作を目指すなら物足りなくなる可能性もあります。 |
After Effectsの導入前に確認したいポイント
After Effectsの値段を考える前に、いくつか確認しておきたいことがあります。
まず「自分のPCでちゃんと動くの?」「費用が高すぎない?」といった不安を解消しておきましょう。特に、After Effectsはパワフルなソフトです。それだけに、動作環境や学習のハードルもそれなりに高い。
この章では、そんな不安を解消するために、ぶっちゃけ話を交えながら導入前のポイントをお伝えします。
【1】動作に必要なPCスペック
正直に言うと、After Effectsは、PCスペックにシビアです。
「ちょっと古いノートPCで頑張るか!」みたいなノリだとNG。エフェクトを1つ追加しただけで固まります。快適に使うには、それなりのスペックが必要です。
推奨スペック | 解説 |
---|---|
OS | Windows 10(64ビット)またはmacOS(最近のバージョンならOK)。 →古いOSだと動かないこともあるので、まずはアップデートを。 |
メモリ | 16GB以上(最低32GB欲しい)。 →正直、16GBだと重いシーンではモタつきます。映像クリエイターなら32GB以上必須。 |
GPU | VRAM 4GB以上。 →「グラボなんてなくても大丈夫っしょ」と思ったらアウト。エフェクトを重ねるたびに後悔します。 |
ストレージ | SSD必須。 →HDDでは、保存中に「無」になることがあります(=フリーズ)。 |
【2】初期費用
さらに、After Effectsを快適に使える環境にはハードルがあります。「ソフトだけじゃなく、PCや周辺機器にもお金がかかる」と覚悟してください。
PC環境 | 費用 |
---|---|
PC本体 | スペックを満たすクリエイター向けPCは10万円~20万円。ゲーミングPCでも代用可能。 |
メモリ | あればあっただけ嬉しい。32GBで8000円くらい。 |
ストレージ | 容量不足はストレスの元。可能なら2〜5万円は見ておきたい。 |
モニター | あったら便利なのがモニター。一度使うと病みつきに。1〜3万円 |
ソフト本体 | After Effectsの値段=3280円/月〜。 |
After Effectsは「動けばOK」ではなく「快適に動く」が重要です。
そのため、フリーズや遅延でストレスを溜めるのはオススメしません。最初からある程度いいPCを買う方が長期的にはコスパが良いです。
After Effects以外のソフトが欲しくなることはないか?
After Effectsは映像制作に欠かせません。が、「これ1本で全ての作業ができる」というわけではありません。作業内容や目的によって、他のソフトが必要になることがあります。
たとえば、よくある例を紹介します。
欲しくなるソフト | 欲しくなる状況 |
---|---|
Premiere Pro | カット編集やカラーグレーディングにはこちらが便利。After Effectsだけで長尺の編集をするのは正直きついです。 |
Photoshop | 画像編集や合成でほぼ必須級。テキストの作成や、エフェクトに使う素材を準備する際に役立ちます。 |
Illustrator | ロゴやアイコンを作るなら必須。After Effectsに読み込んでアニメーション化するのが定番です。 |
DaVinci Resolve | カラーコレクションや一部の映像編集でAfter Effectsより優れている場面も。 |
After Effectsは「モーショングラフィックスやVFXに特化したツール」。そのため、カット編集や画像加工などの作業には、専用ソフトが欲しいです。
主要ソフトは、After Effectsの値段と同じです
Photoshop

写真の色調補正や合成に使う画像編集ソフト
単体=3280円/月〜
Illustrator

チラシやポスターに適したデザインソフト
単体=3280円/月〜
InDesign

雑誌などページレイアウトに使うソフト
単体=3280円/月〜
Premiere Pro

テレビやYouTubeで活躍。動画編集ソフト
単体=3280円/月〜
After Effects

インフォグラフィックなど特殊効果ソフト
単体=3280円/月〜
Dreamweaver

HTML,CSS使用のホームページ制作ソフト
単体=3280円/月〜
Audition

ノイズ除去からマスタリングの音声ソフト
単体=3280円/月〜
Animate

ベクターとビットマップアニメをデザイン
単体=3280円/月〜
After Effectsで、全てを完結しようとすると、効率が悪いです。コンプリートプランを契約すれば、他のAdobeソフトも使えます。そのため作業の拡張性が高いです。ぶっちゃけ、After Effects単体プランだと物足りなくなる可能性大。
学習方法とそのコスト(独学・オンライン講座)
「After Effectsって、なんか難しそうじゃない?」という声、よく聞きます。実際、チュートリアル動画を見ても、最初は「どこを押せば何が起きるの?」状態になるかもしれません。とはいえ、独学でも、ちゃんと時間をかければ必ず使いこなせるようになります。
独学で挑戦する場合
やはり、独学は費用を抑えたい人にはピッタリ。 まずは、無料のチュートリアル動画や参考書でコツコツ学ぶことができます。
- おすすめ方法:YouTubeのチュートリアル動画(無料)は初心者に最適。「After Effects 初心者」と検索すれば、基本操作から教えてくれる動画が山ほど出てきます。
- 注意点:ただし、難しいエフェクトや応用的な作業になると、説明が足りないと感じることもあります。「わかったつもり」で進むと途中で挫折することも……。
オンライン講座で効率よく学ぶ場合
そして「時間をお金で買いたい」人にはオンライン講座がおすすめ。
プロから実践的に学ぶ。そうすることで、独学では気づけない点を短期間で身につけられます。
- Udemyの講座:セール時は3,000円台で買えるコースが多い。また、初心者向けから応用まで幅広くカバーされています。
- Adobe公式トレーニング:プロフェッショナル向けで、価格は5万円以上とやや高め。ただし、プロジェクトベースで学べるので、実践力がグッと伸びます。
独学は、After Effectsにかかる値段以外に、お金がかかりません。でもその分、効率が悪いです。
特に「本気でプロを目指したい」。「仕事で使うから急いで覚えたい」。なら、オンライン講座が結果的に時短になります。
After Effectsの値段は?まとめ
繰り返しますが、After Effectsの値段は以下の通りです。
契約プラン(全て税込) | 月額 | 年額換算(×12) |
---|---|---|
1ヶ月ごと更新 | 4,980円 | 59,760円 |
年間契約/月払い | 3,280円 | 39,360円 |
年間契約/一括払い | 34,680円 |
単体プランは、After Effectsのみを使う人向け。対して、コンプリートプランは複数のAdobeアプリを使う人向けです。
After Effectsは価格が高いと感じるかもしれません。が、その価値は十分にあります。特に2Dモーションや特殊効果を使った映像制作を目指すなら、必須のツール。スキルアップにも大きく貢献します。
最適な料金プランやお得な購入方法で、導入を進めてみてください!
\7日間無料 体験版あり/
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今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!